- ライブラリ登録は意外と面倒 kicadの話題第一弾。漠然と作る基板の発想を膨らませている今日この頃です。コストが安く、入手性が良い、またなるべく汎用性が効く構成というこで...arduino nano + xBee のIoTボードで、外部コネクタに各種センサを接続し、クラウドセンシングする...ような汎用ボードを作ることにした。まずは回路図を作成していたが、初めに当たった壁としてKiCADにデフォルトで収録されているライブラリに使用予定のXbee_S2B_PROが無かった。ライブラリの登録は避けては通れないということで、ネットで情報を集めつつ、ライブラリの登録まで完了したため、書き記す。
- 便利なライブラリの登録方法 コンポーネントビルダー ライブラリを登録するにはKicadのホームの「シンボルライブラリーエディター」より作成すれば良いのだが、CAD上で作成するのは中々に...面倒。使ってみればわかるが、全てのピンの名前をひとつずつクリックして入力する必要がある。今回作成したXbee_S2B_PROは20pinだが、100pinを超えるチップを登録すると考えると、ぞっとする。そんな問題を解決するwebアプリがある。それがコンポーネントビルダーだ。
KICAD quick library generator 今回はこのアプリを使用して、Xbee_S2B_PROのライブラリを登録してみる。
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Xbee_S2B_PROのライブラリを作成する 赤枠の名前とピン数、レイアウトのみを選択し、「assin pins」を選択する。 次のページではピンアサインの入力。※情報はこのサイトより拝借しました。http://nanoappli.com/blog/archives/4191
入力が完了したらプレビューにて確認する。問題なければ「build library component」を押すと.lib形式のライブラリファイルがダウンロードできる。最後にライブラリを追加すれば完成非常に簡単に出来ました。今日はここまで。